伊勢崎絣
伊勢崎絣の歴史は古代にまで遡ることができますが、産地が形づくられたのは17世紀後半になってからです。
明治、大正、昭和にかけて「伊勢崎銘仙(いせさきめいせん)」とよばれて全国的に知られていました。伊勢崎絣の特色は括(くく)り絣、板締(いたじめ)絣、捺染(なっせん)加工の技法にあります。単純な絣柄から精密な絣模様まで、絹の風合いを生かした手作りの絣として、色々なものが作られています。
概要
工芸品名 |
伊勢崎絣 |
よみがな |
いせさきがすり |
工芸品の分類 |
織りもの |
主な製品 |
着物地 |
主要製造地域 |
伊勢崎市、太田市 埼玉県/本庄市 |
指定年月日 |
昭和50年5月10日 |
特徴
手作業を中心に数多くの工程を経て製作されているので、作品にかかわる職人によって、同じ柄の作品でも出来上がりはそれぞれ微妙に違います。
作り方
作り方は、括り絣、板締絣、捺染加工と多種多様で、2つ以上の技術を合わせて使ったりもします。製造方法も色々工夫を凝らして複雑になっています。