出石焼
江戸時代中期に地元で大量の白磁の原石が発見されたことから、藩主の援助を受け今の佐賀県有田町の陶工を招いて、出石の城下町で磁器作りをしたのが始まりとされています。
その後窯元の数が増えていき、産地を形成するようになりました。
概要
工芸品名 |
出石焼 |
よみがな |
いずしやき |
工芸品の分類 |
陶磁器 |
主な製品 |
花器、茶器 |
主要製造地域 |
豊岡市 |
指定年月日 |
昭和55年3月3日 |
特徴
磁器産地の中で、唯一「純白」を誇る白磁の産地です。また、その美しさを引き立てる彫刻の技術は、とても高度なものです。絹の肌を思わせる出石焼は清楚な風情を持ち、優雅で気品にあふれています。
作り方
地元の白い陶石を主原料とし、素地の模様付けに、彫り、透かし彫り、貼り付けの技法や絵付けを施し、焼き上げます。