金沢仏壇
加賀は真宗王国とも呼ばれるほど浄土真宗の盛んな土地柄のため、他の地域に比べて仏壇の需要がありました。加賀藩細工所の蒔絵技術や、彫刻の技術が仏壇にも活かされたという伝統をもとに、金箔をふんだんに使った製品が特徴となっています。
概要
工芸品名 |
金沢仏壇 |
よみがな |
かなざわぶつだん |
工芸品の分類 |
仏壇・仏具 |
主な製品 |
仏壇 |
主要製造地域 |
金沢市 |
指定年月日 |
昭和51年6月2日 |
特徴
加賀は真宗王国とも呼ばれるほど浄土真宗の盛んな土地柄のため、他の地域に比べて仏壇の需要がありました。加賀藩細工所の蒔絵技術や、彫刻の技術が仏壇にも活かされたという伝統をもとに、金箔をふんだんに使った製品が特徴となっています。
作り方
木地、彫刻、塗り、飾り金具、蒔絵、金箔押し、仕上げの工程があり、原材料として、木材は主にイチョウ、ヒノキ、マツ、スギを用い、彫刻には象牙、珊瑚等が使用されています。蒔絵は、本金研出磨(ほんきんときだしみがき)技法を使い、鮮やかな仕上がりにしています。金銀の切金仕上げを施すことによって豪華さを表現するように工夫されています。