丸亀うちわ
四国の金比羅(こんぴら)参りの土産物として丸金印入りの渋うちわが考案されました。
江戸時代中頃には、丸亀藩が藩士の内職として勧めたことで、今日の丸亀うちわ作りの土台が出来ました。全国のうちわ生産量の約90%を占めています。
概要
工芸品名 |
丸亀うちわ |
よみがな |
まるがめうちわ |
工芸品の分類 |
その他の工芸品 |
主な製品 |
うちわ |
主要製造地域 |
丸亀市 |
指定年月日 |
平成9年5月14日 |
特徴
丸亀うちわの特徴は、柄と骨が一本の竹で作られているものが多いことです。柄は丸柄と平柄の両方があります。
作り方
うちわの骨の部分は、マダケやハチク等の竹を削って作ります。次に、出来た骨に丁寧に和紙を貼り、色を付ける場合は柿渋や天然の漆を塗ります。