大阪金剛簾
簾の起こりは古く、平安時代に遡ります。宮中等の間仕切りや飾りに使用された御簾(みす)が、現在のお座敷簾の原型と言われています。
金剛山の麓に自生する良質な竹を用いて、現在の富田林市の辺りで竹簾作りが盛んになり、産地が形成されました。
概要
工芸品名 |
大阪金剛簾 |
よみがな |
おおさかこんごうすだれ |
工芸品の分類 |
木工品・竹工品 |
主な製品 |
簾 |
主要製造地域 |
大阪市、富田林市、河内長野市 |
指定年月日 |
平成8年4月8日 |
特徴
天然の竹の素材を活かした、優雅で格調高い簾は、室内の仕切りや日よけとして使われ、日本的な雰囲気のある優しい美しさを備えています。
作り方
真竹を使う簾の工程は、竹ひご作り、編み上げ、仕上げに大きく分かれます。