天童将棋駒
江戸時代後期に、この地方を治めていた織田藩が財政に苦しんでいた時に、それを救済するために下級武士に駒作りの内職を勧めたことが始まりです。
概要
工芸品名 |
天童将棋駒 |
よみがな |
てんどうしょうぎこま |
工芸品の分類 |
その他の工芸品 |
主な製品 |
将棋駒 |
主要製造地域 |
天童市、山形市、村山市 |
指定年月日 |
平成8年4月8日 |
特徴
ホウノキ、ハクウンボク、イタヤカエデ、マユミ、ツゲ等の木地に天然の漆を用いて文字を書きますが、高級品は本ツゲに字を彫り、そこに漆を盛り上げて作られます。全国の将棋駒の生産量の95%以上を生産しています。
作り方
製造工程は、木地作り、駒彫り、駒書きと分業化されており、それぞれの職人の手作業の積み重ねによって作り出されます。