読谷山ミンサー
始まりは読谷山花織と同時期で、南国の影響が強い製品です。一時、生産が途絶えてしまいましたが、昔のことを良く知っているお年寄りによって復活されました。
ミンサーとは細い帯を意味しています。
概要
工芸品名 |
読谷山ミンサー |
よみがな |
ゆんたんざみんさー |
工芸品の分類 |
織りもの |
主な製品 |
帯 |
主要製造地域 |
中頭郡読谷村 |
指定年月日 |
昭和51年6月2日 |
特徴
先染めの綿の絣糸を素材とした紋織物で、南国特有の色彩感覚に満ちた柄模様で知られています。模様には、グシバナ、綜絖花(そうこうはな)、絣等があります。
作り方
緯糸の打ち込みには手投げ杼(ひ)を使い、紋織物は紋棒または花綜絖を用い、絣糸を使う場合の絣糸は手括(くく)りで染色する等、技術は読谷山花織とほとんど同じです。